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2010.2.15 【道】
Novel stage / Fan Fiction:LοV
《道なき道》
呪い森を出発してから数週間。ルヴニール達は廃墟王国グーラにある平原を突っ切っているところだった。
異形の獣達をなるべく避け、時には倒す。戦闘能力はカイムやバーサーカーのヒルダ、そして意外なことにシャーマンの高さが光り、そこまで高くはないオークオラクルもなかなかの力を持っている。最も火力として劣るルヴニールは後ろからの援護や戦闘後の回復を受け持っていた。
「広い平原だねぇ……今どのくらいのところー?」
「もう数日、南下していけばジオ平原を抜けるな」
錫杖を手にのんびりと歩いていく青年へヒルダが応える。
「結構長いんだねー」
「仕方がないのです。各国を結ぶ道はとうにございませんし、あったとしても直に粉々になってしまいますわ」
そういって少女が示すのは、遠くを走っていく魔獣。竜、獅子、山羊、蛇を無理矢理融合させたような姿をしている。
オークオラクルはキメラと呼んでいた。
「神も魔も寄せ集めの場所ってこうなっちゃうんだねー」
ふーん、と言いながら青年はぼんやりと空を眺め。
「まさに道なき道、の世界なんだねー。世界の行方どころか国同士の道すらない」
くすくす笑っていた。
「切り開くのは己のみ、ってことなんだね」
To be continued...
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