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2010.10.10 【軽】 Novel Stage / Fun Fiction:世界樹の迷宮3
《Venus》
小さな体が空へと跳ね飛ばされる。 ただでさえ体重の軽い体は軽々と浮かび上がり、彼女に仕えるシノビが悲鳴を上げて手を伸ばす。 普段からどこを見ているかわからない茫洋な金色の瞳はそんな事態になってもまったく変わらない。 未だ上昇を続ける少女の指先に、赤い光が点る。
「メーシャ…………スィンハ……ダヌス」
少女がシノビに抱えられておりてきた時、勢いよく突進してきていたモノは既に物言わぬ炭となっていた。 地上に降ろされても彼女の瞳はまったく揺らぐことはなかった。
Fine.